名作RPG『Undertale(アンダーテイル)』を支える楽曲とライトモティーフ

 

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昨年RPGゲーム、Undertale(アンダーテイル)をプレイしました。なかなか面白く考えさせられるゲームでした。

自分でプレイして思ったことはBGMがとてつもなく良かった。ということ。ゲームとセットでサウンドトラックが買えるので同時購入がオススメ。

BGMを聴いていて気づいたこと。UndertaleのBGMには曲をまたいで使われる同じメロディ的なものがあります。「このメロディ他のこの曲でも聴いた!」と思うことが多かったので、分類分けしてみようと思い記事にしました。記事はBGMの話がメインですが、ゲームの評価も非常に高いゲームなのでやって損はないと思います。 

 

ー目次ー

 

ゲームの紹介 -「誰も死ぬ必要のないRPG」とは?-

 

トレーラー(クリックで再生)

 UNDERTALE(公式サイト)

Steam:Undertale(Steam)

 

そもそもUndertaleとはどんなゲームなのか。Undertaleは「誰も死ぬ必要のないRPG」として2015年にリリースされたRPGゲームで、Steamから配信されている(Win・Mac両方プレイ可能)。「誰も死ぬ必要のないRPG」というキャッチフレーズの通り、プレーヤーが敵を一切倒さなくてもゲームを進められるようになっている。プレーヤーの行動によってストーリーエンディング分岐が発生する。

戦闘システムもなかなか珍しく、Undertaleのバトルは従来のRPGのようにコマンドや技を選ぶドラクエシリーズの戦闘かと思いきや、シューティングゲームのような避けパートがある。(攻撃に当たったらダメージを受けるというもので、避けパートでは基本的にこちらから攻撃は出来ない。)従来のRPGとは違う斬新なストーリーと、バトルシステムが新鮮で魅力的。

また、 セーブのロードリセット台詞が変化するなどの小ネタ隠し要素ランダムイベント(※)も存在していて、細部まで凝った作りになっているのがまた面白い。ストーリーやシステム、小ネタについて紹介・考察するだけでも十分なくらいだと思う。

(※ランダムイベントについての説明は、脱線する上ネタバレを含むので記事の後ろのほうに書いてリンクさせておきました。)

 

本題 -Undertaleの魅力的なBGM-

 Undertaleは斬新なストーリーや戦闘によって話題を集めてきたと思うが、記事冒頭で絶賛した通り、UndertaleはBGMも優秀でこれもまた、評価されるポイントになったと思う。

ゲーム中に使われる楽曲は、ゲームの絵柄に合ったファミコンっぽいサウンドを使った曲から、ピアノやオルゴール風のサウンドを使った静かで優しい楽曲、バンド風の激しめの戦闘曲に至るまで様々なジャンルのものがある。場面に合わせて展開される楽曲はどれもクオリティが高く、2015年みんなで決めるゲーム音楽ベスト100にて何曲もランクインするなどかなり評価されているよう。

 

ゲームの中で繰り返される「ライトモティーフ」-ライトモティーフとは?-

 ひとつひとつの楽曲も素晴らしいのだが、ただ楽曲のクオリティが高いだけではない。よりいっそうUndertaleのストーリーとBGMを熱く、感慨深いものにさせているのは、BGMの随所に仕込まれている「ライトモティーフ」の存在だと思っている。

 

「ライトモティーフ」というのは、以下のように説明されるもの。

ライトモティーフ(ライトモチーフ、独: Leitmotiv )とは、オペラや交響詩などの楽曲中において特定の人物や状況などと結びつけられ、繰り返し使われる短い主題や動機を指す。(中略)登場人物の行為や感情、状況の変化などを端的に、あるいは象徴的に示唆するとともに、楽曲に音楽的な統一をもたらしている。

    ライトモチーフとは - Weblio辞書

 

ざっくりいうと、登場人物を表すテーマ曲のようなメロディが決められていて、その人物が出てくるときや、その人物を示唆する場面で、そのメロディが流れる。もともとオペラとかで使われる手法で、「スターウォーズ」とか有名な映画でもライトモティーフが使われている。

UndertaleのBGMの中にも、場面や曲をまたいで使われる同じメロディ・フレーズがかなり出てくる。単なる既存曲の別アレンジといえるような曲もあるが、特定のキャラを思い起こさせるような短いメロディやフレーズが、何曲もまたいで登場することや、一曲の中にそういうメロディが2~3個使われていることを考えると単なるアレンジ曲ではないし、ライトモティーフの手法を使っていると言っていいと思う。

Undertaleに限らず、ゲームを進めていく中のいろんなタイミングで聞き覚えのあるメロディ(ライトモティーフ)が何度も流れてきたりするゲームや映画などの作品は、ストーリーのなかで起こった出来事が思い出されて感慨深いし、ライトモティーフが流れることによって何を示唆しているのか場面がはっきりする。ライトモティーフに注目してゲームをやったり映画を見たりすると、また違った印象を受けるかもしれない。

 

「Undertale」のライトモティーフたち 

具体的にどんな風にライトモティーフが使われているだろうか。サウンドトラックの曲を元に、ライトモティーフを分けてみる。サウンドトラック収録の曲は101曲。曲名のあるものは、サウンドトラックの曲名で表記して、他の曲を低速度や高速度再生したものも一部含めて考えてみることにした。

※個人で分類したもののため、ガバガバで情報漏れや間違い等あると思います。気づいたら、加筆修正しておきます。

 

まとめ方に少し迷ったものの、基本的に

 

・曲名(見出し部分)

   そのモティーフを含む他の曲 

 

という形でまとめた。

 

ゲーム内容には触れていませんが、この先ネタバレを含むためこれからゲームプレイをする方は読まないほうが良いかもしれません。

 

Once Upon a Time 

タイトル画面、物語のあらすじが流れている時のBGM「Once Upon a Time」。「Once Upon a Time」と同じモティーフを含む曲はかなり多い。タイトル画面で流れることと、同じモティーフを含む曲が多いことから、「Once Upon a Time」がこのUndertaleのメインテーマではないか?と個人的に推察。

 

  • Once Upon a Time
  • Start Menu
  • Menu(Full)
  • Home
  • Home(Music Box)
  • CORE Approach
  • Hotel
  • Can You Really Call This A Hotel, I Didn't Receive A Mint On My Pillow Or Anythig
  • Undertale
  • The Choice
  • Fallen Down(Reprise)
  • Hopes and Dreams
  • SAVE the World
  • Final Power
  • Reunited
  • Last Goodbye
  • Bring It In,Guys!
  • Good Night 

 

このモティーフが登場する楽曲に、あまり統一性はないが、ボス戦とか重要なところで使われている。

わかりにくい曲2曲に関しては解説する。

「The Choice」は、高速度で再生すると「Undertale」と同じ曲になる。

「Final Power」は「Hopes and Dreams」を逆再生した曲。

 

Your Best Friend(Flowey)

Floweyとの初遭遇時に流れるBGM「Your Best Friend」のメロディは、Floweyを示唆するライトモティーフだと言える。

 

  • Your Best Friend
  • Your Best Nightmare
  • Hopes and Dreams
  • SAVE the World
  • Last Goodbye
  • Finale
  • Gルート "しかし誰も来なかった。" のメッセージの表示後のBGM(※)

 

Floweyが関係する場面で使われているモティーフということがわかる。

「Your Best Nightmare」の曲中には、様々なアレンジの「Your Best Friend」が登場する。

(※)Gルート突入時のメッセージである"But Nobody Came.(=しかし誰も来なかった。)"が表示されたのちに流れているどよーんとした音楽は速度を上げて再生すると、”Your Best Friend”の一節になる。これに気づいたときはさすがに鳥肌立った。

 

Your Best Nightmare(Flowey)

「Your Best Nightmare」はPhotoshop Flowey戦の曲。

 

  • You Idiot
  • Your Best Nightmare
  • Burn in Despair!
  • Premonition

 

「You Idiot」が主軸のモティーフだが、この4曲の中でも目立つ曲の「Your Best Nightmare」を大きな括りに設定。Sansがバーにて、言葉を話す花について主人公に話すときのBGM「Premonition」も、わかりにくいが「You Idiot」のモティーフで出来ている。結局Sansが話していたのはエコーフラワーのことだったが、おそらくFloweyのことを暗示するシーンだったのだろう。

 

Fallen Down(Toriel)

Torielのライトモティーフといえる「Fallen Down」。「Fallen Down」のモティーフが出てくる曲は(Bring It In,Guys!を除いて)この2曲だけ。

 

  • Fallen Down
  • Fallen Down(Reprise)
  • Bring It In,Guys!

 

Heartache(Toriel)

Torielとの戦闘曲「Heartache」。

 

  • Heartache
  • ASGORE

 

 「Heartache」のイントロの一節などが「ASGORE」の中盤にも使われている。Asgoreは、戦闘でTorielと共通する炎攻撃を使ってくるのだが、BGMにもTorielの戦闘曲「Heartache」のモティーフが使われていて、曲からもAsgoreとTorielに関連性があることがわかる。

ASGORE(Asgore)

ASGORE関連の曲。

 

  • Determination
  • Bergentrückung
  • ASGORE
  • Bring It In,Guys!

 

「ASGORE」には「Determination」と「Bergentrückung」「Heartache(前項目)」の3曲のモティーフが含まれている。

 

Ruins

 最初のステージ、RuinsのBGM「Ruins」のモティーフを含むもの。

 

  • Ruins
  • An Ending
  • Respite
  • Waterfall
  • NGAHHH!!
  • Spear of Justice
  • Quiet Water
  • Don't Give Up

 

 「Ruins」のモティーフはWaterfall周辺の洞窟のステージの曲や、Undyneの戦闘曲にも含まれている。 結構多い。

 

Waterfall

 

  • Waterfall
  • Another Medium
  • CORE
  • Death by Glomour

 

「Waterfall」という曲はほとんど「Ruins」と同じメロディだが、冒頭のグロッケン(鉄琴)の音は「Ruins」にはない。このグロッケンで弾かれているモティーフは、「Another Medium」や「CORE」などのBGM冒頭にも使われている。

 

Undyne(Undyne)

キャラクター、Undyneのモティーフ曲「Undyne」。

 

  • Undyne
  • Run!
  • NGAHHH!!
  • Spear of Justice
  • ASGORE
  • Dating Tense!
  • Bring It In,Guys!
  • Battle Against a True Hero

 

Undyne関連の場面に使わることが多いが、なんと「ASOGORE」にも同じモティーフが入っている。(曲の最後のシンコペーション

 

Battle Against a True Hero

GルートUndyne戦BGM「Battle Against a True Hero」

 

  • But the Earth Refused to Die
  • Battle Against a True Hero
  • Power of"NEO"

 

GルートのUndyne戦の「Battle Against a True Hero」のイントロが、GルートのMettaton戦「Power of"NEO"」と同じ。  「But the Earth Refused to Die」は「Battle Against a True Hero」の導入曲という感じ。

 

Uwa!! So Temperate

ジョイスティック設定画面で流れるシリーズ。

 

  • Uwa!! So Temperate♫
  • Uwa!! So Holiday♫
  • Uwa!! So HEATS!!♫

 

Unnecessary Tension

RuinsでTorielが主人公を置いて行ってしまうときのBGM。類似の曲はなし。

 

  • Unnecessary Tension

 

Enemy Approaching

通常敵キャラとの戦闘BGM「Enemy Approaching」。

 

  • Anticipation
  • Enemy Approaching
  • Stronger Monsters
  • GルートMonster Kid戦闘画面、Gルートプレイ後のPルートエンディング画面などのBGM

 

GルートでMonster Kidと対峙するややショッキングな場面のBGMは「Enemy Approaching」を低速再生にしたもの。

 

Dogsong

 

  • Dogsong
  • Temmie Village
  • Tem Shop

 

Enemy Approaching」と「Dogsong」と「Tem Shop」は、別の曲に聞こえるがいずれも「Anticipation」のリズムが軸になっている。

 

Ghost Fight (Napstablook)

Napstablook戦の「Ghost Fight」。

 

  • Ghost Fight
  • Dummy!
  • Spider Dance
  • Pathetic House
  • Dogbass

 

Muffet戦のBGM「Spider Dance」もまた「Ghost Fight」と同じメロディを含んでいる。Napstablookの家で聴ける「Pathetic House」には「Ghost Fight」と「Spider Dance」のモティーフが使われている。「Dogbass」は「Ghost Fight」のベースラインで出来ている曲。

 

 Spooktune

Napstablookの家で聞ける曲。

 

  • Spooktune
  • Spookwave

 

Ghouliday

こちらもNapstablookの家で聞けるもの。「ジングルベル」のメロディが元になっている。類似曲なし。

 

  • Ghouliday

 

Chill

こちらもまたNapstablookの家で寝転がっていると聞ける。類似曲なし。

 

  • Chill

 

Wrong Enemy!? 

So Sorry戦のBGM「Wrong Enemy!?」。類似曲はなし。

 

  • Wrong Enemy!?

 

 余談ですがSo Sorryというキャラクターの存在は曲を調べていて初めて知りました。

 

sans.(Sans)

Sansのモチーフ曲「sans.」。

 

  • sans.
  • It's Raining Somewhere Else
  • Song That Might Play When You Fight Sans
  • Bring It In,Guys!

 

 Sans登場時に流れる3曲。最後の一曲は本編未使用。この3曲は全く違う曲のように聞こえるが「It's Raining Somewhere Else」も「Song That Might Play When You Fight Sans」も曲のリズムというか、ベース音で流れているメロディは「sans.」と同じものだと思う。

 

Bonetrousle(Papyrus)

Papyrusのモチーフ「Bonetrousle」。ロシア民謡のような音階が特徴的。

 

  • Nyeh Heh Heh!
  • Bonetrousle
  • Song That Might Play When You Fight Sans
  • Bring It In,Guys!

 

Snowdin Town

Snowdin Townで流れている曲「Snowdin Town」。

 

  • Snowy
  • Snowdin Town
  • Shop
  • Dating Start!
  • Dating Fight!
  • Dating Tense!
  • Confession
  • Hopes and Dreams
  • Reunited

 

Mysterious Place

Snowdinの謎の扉の場所のBGM。

 

  • Mysterious Place

 

Danger Mystery

PapyrusとUndyneが話しているのを草むらで聞いているときのBGM。

 

  • Danger Mystery

 

Memory(Asriel)

 

  • Memory
  • His Theme
  • Undertale
  • The Choice
  • Finale

 

 Waterfallの傘の石像の場所で流れる「Memory」。これは、Asrielのモティーフだが、Memoryと同じモティーフを含む曲「His Theme(彼のテーマ)」が流れるPルート物語後半でやっとAsrielを象徴するモティーフだとわかる、と個人的に思っている。

 

Thundersnail

 かたつむりレースの曲。類似曲はなし。

 

  • Thundersnail

 

 余談:かたつむりレースはコツがつかめず投げました。

 

Ooo

 

 

 これは研究所前のブーンという音。「Waterfall」曲中に使われるブーンという音と同じかと思われる。ブーンというだけの音のBGMは個人的にゆめにっきを思い出す。

 

Alphys

 研究所で流れるBGM「Alphys」はキャラクターAlphysのモティーフ曲。

 

  • Alphys
  • She's Playing Piano
  • Here We Are
  • Amalgam
  • Bird That Carries You Over A Disproportionately Small Gap

 

真研究所の「Here We Are」と「Amalgam」にコード違い(?)で、Alphysのモティーフが含まれている。

Amalgam」の冒頭の音は結界のある場所のBGM「Barrier」に似ており、このサウンドMOTHER2のギーグ戦前のBGM「The Cave of the Past」の音にもよく似ている。あと個人的に、Amalgam」の曲中盤の0:53付近でドンドンドンドンと入ってくるバスドラムは、星のカービィ3のボス、ダークマター戦のBGMのバスドラムの入り方に似ていると思った。

 

It's Showtime!(Mettaton)

 Mettatonの「It's Showtime!」関連の曲。

 

  • It's Showtime!
  • Live Report
  • Death Report
  • Hotel
  • Can You Really Call This A Hotel, I Didn't Receive A Mint On My Pillow Or Anythig


Hotel」「Can You Really Call This …」はベースラインはIt's Showtime!」のもので、メロディラインが「Once Upon a Time」のものになっている。

 

Metal Crusher(Mettaton)

 Mettaton戦闘曲「Metal Crusher」。

 

  • Metal Crusher
  • Last Episode!

 

Death by Glamour

 

  • Oh My…
  • Death by Glamour

 

「It's Showtime!」「Metal Crusher」 はいずれもMettatonのモティーフ曲といえる。Mettaton登場後何度かあるショータイム的なイベントは「It's Showtime!」のモティーフを使っている。「Death by Glamour」には、後述の「CORE」のアレンジ曲の中に「It's Showtime!」「Metal Crusher」のモティーフが登場してくる。「Oh My…」は「Death by Glamour」の導入の曲という感じだ。

 

Oh!One True Love(Mettaton)

 

  • Oh! One True Love
  • Oh! Dungeon
  • For The Fans

 

 こちらの「Oh!One True Love」もMettatonのモティーフ曲。

 

CORE

 

  • Another Medium
  • CORE
  • Death by Glamour

 

「Another Medium」と「CORE」は同じ曲のアレンジ曲的なものだと言っていいと思う。「Death by Glamour」は、これら2曲後半にMettatonのモティー「Metal Crusher「It's Showtime!」が飛び込んでくる

 

Long Elevetor

 

  • Long Elevetor

 

物語終盤で乗る長いエレベーターの音。曲名も素直。

 

 Small Shock

Asgore初遭遇時とGルートで流れる「 Small Shock」。

 

  • Small Shock

 

Barrier 

 

  • Barrier

 

人間界と地下を隔てる結界の場所の音。

「 Barrier」のサウンドは前述のとおり「Amalgam」の冒頭の音によく似ている。

 

Bring It In,Guys!

エンディング曲の「Bring It In,Guys!」はメドレー形式の曲。

 

 Enemy Approaching→Nyeh Heh Heh!, sans.→ Snowdin Town→Spear Of Justice→Death by Glamour,CORE→Bergentrückung,Fallen Down→Once Upon a Time

 

といった感じ。

 

MEGALOVANIA

GルートSans戦(このゲームのラスボス)BGM「MEGALOVANIA」。

 

  • MEGALOVANIA

 

MEGALOVANIAの元ネタはスーパーファミコンのゲーム「ライブ・ア・ライブ」のボス戦BGM、「MEGALOMANIA」らしい。

 

参考サイト

基本的に自分で聴いて区分したものを、記事化したが、既にライトモティーフについて書いているページがあったため、一部参考にしながら追記。

 

  • Undertale wikia(日本語)

ja.undertale.wikia.com

 

日本語よりも英語記事のほうが詳しく書かれているため、英語記事を読むことをオススメします。英語版のほうには曲の元ネタになったと思われる曲なども記されています。言及しだすと書ききれないので、是非元記事を読んでください。

 

undertale.wikia.com

 

 

【Undertale】BGMに関する隠し要素 ゲーム/動画 - ニコニコ動画

 

 Gルート突入時の”しかし誰も来なかった。”の時に流れるBGMや、Gルートのモンスターキッドの曲などの、他の曲の低速度や高速度再生曲に関してはこちらを参考にしました。(類似の動画がYoutubeにも挙がっています。Youtubeのものは英語の動画でした。)

検索すると他にもモティーフやメロディの比較をしている動画が見受けられます。

 

 

小話と後書き 

 

  • サウンドトラックの中にはゲーム本編で使用されていない楽曲もいくつかあるので、サウンドトラックをきいて初めて聞く楽曲ももちろんあるわけですが、「Wrong Enemy!?」など未使用BGMかと思いきやちゃんとゲーム中で使われている隠しキャラの戦闘曲があったり、新たな発見がありました。
  • 個人的に一番好きなBGMは、「Death by Gloumour」です。「CORE」のアレンジ曲だと一瞬でわかるし、これからショータイムが始まるという感じがあって、高揚感がありすごいワクワクして好きです。 
  • MOTHERシリーズや東方シリーズ(戦闘のシューティング要素などに顕著)に影響を受けているらしく、それっぽいゲームの演出やBGMがかなり出てくるようです。

 

 

 (※)隠し要素・ランダムイベントの補足

Undertaleには「fun値」と呼ばれる隠しパラメータの値によって発生・出現するイベントとキャラクターが存在するらしい。これらの隠し要素は、低確率で出現するので偶然遭遇するか、ゲーム外でセーブデータのfun値を変更することで見られる。特に、Gasterという隠しキャラクターの存在をほのめかすイベントなど意味深で、複数用意されている。Undertale WikiのGasterの項目(W. D. Gaster | Undertale Japan Wiki | Fandom powered by Wikia)などに詳しく書かれている。

 

(ゲーム紹介部分に戻る)

 

最初はライトモティーフを一枚の画像に表にしてまとめようとしましたが力尽きました。モティーフを楽譜にして書くのが一番わかりやすいと思ったのですが、残念ながら自分では書けませんでした。(※追記 下記Undertale Wikia 英語版にモティーフの楽譜があるのを発見しました。) 

undertale.wikia.com

 

他にもBGMの元ネタやゲーム自体の元ネタ、はたまたUndertaleのストーリーなど書きたいことがたくさん湧いてきますが、今回はライトモティーフの紹介にとどめておきたいと思います。

 

少しだけゲームの感想を書くと、Nルート、Pルートまでプレイした時はほとほどの良作ゲームという感じでそこまで深くハマれませんでしたが、やはり最後にGルートをプレイしたら印象が変わりましたね。興味本位でGルートをプレイして、初めて、平和なPルートのありがたみがわかるのですが、ゲームをプレイしているプレイヤーは「今更遅い」となじられるわけなので、いい意味で気味が悪く、嫌なゲームだと思いました。やはり名作だと思います。 

長々と読んでいただきありがとうございました。

 

store.steampowered.com

 

 

以前に、「LISA」というSteamのゲームの記事も書いています。こちらはゲームプレイ記ですがUndertaleと同じくMOTHERシリーズの影響を感じるゲームです。

 

plasticnokappamaki.hatenablog.com